この記事の概要
問題を心に抱えている限り、神意識は、完全に現れて来ないので、先ず問題をはらいます。真の祈りは、宇宙意識と交信し沈黙に入り瞑想に移るのです。瞑想の目的は、個人の人格と、自我との同一化の達成にあります。これが願いが叶う祈りの秘密です。
祈りの力: 目的別の祈り〜肉体・感情・経済・人間関係の癒し〜
1. 願いが叶う祈りの方法
願いが叶う祈りの方法があります。偽物の祈りの方法があるように、真実の祈りの方法もあるのです。
どのように祈るかを本当に知ったとき、この真実の方法を使えば、祈ることで叶えられないことは、全くないのです。
この法則を知ることによって、驚くべき結果が生じます。宇宙意識と交信できる方法は、沈黙にあります。
この沈黙に入る方法は、瞑想です。
2. 瞑想の目的
瞑想の目的は、個人の人格と、自我との同一化の達成にあるのです。自我と人格は、同一ではありません。
人格は、永遠の生命を指導し、コントロールし、調整している自我の物的現れです。
本当の瞑想ができる前に、意識の物的現象界の表現である人格と、自我の同調が必要となります。自我と人格とを一体化した後に、自我と宇宙意識の一体化が出来るのです。
自分自身を聖なるエネルギーが通過する聖なる能力が、十分に流れるところの通路となすのです。道とゴールとは、私たちの内側にあります。
3. 聖なる根源と同調させる方法
自分自身とすべてのものの聖なる根源とを、同調させることのできる方法に従います。
その方法とは、私たちの内なる道を見出し、内なる到達地点に向かって歩むことなのです。この世、現世である物質世界に住んでいる人々は、物質的にも、霊的にも混乱している状態の中で、自分自身を失いがちです。
自分自身の大部分を外的要因にのみ向けているので、人格と自我を分離させてしまっています。そのため、人格を外へ拡大しているので、自我が、魂意識から引き離されているのです。
これは絶えず、物質界の方へ押し進んでいるのです。問題は自分自身で考えてはいますが、ほとんどの場合、それぞれの人格による主観で色づけられているのです。
沈黙に入る力と瞑想する力は、人格を創造します。
4. 不調和な状態は高級自我に反発される
問題を抱えたままでいる限り、高級自我(ハイヤーセルフ)によって解決されることはないのです。心に問題がある限り、不調和な状態にあり、高級自我(ハイヤーセルフ)に反発されてしまう性質を持っています。
そのために、自己の意識から問題を取り除く必要があるのです。内にあるあなたの神意識はすべてのことを知っています。
問題を心に抱えている限り、内なる神意識は、完全に現れて来ないのです。
試験の時に何か覚え込もうと緊張すればするほど、なかなか記憶できませんが、ただ夢中で行っているときは、すんなりと記憶されてしまいます。
心が緊張している間は、望むものがやってきません。これが人生で成功する人が少ない理由です。成功に強く執着するあまり、緊張が高まり成功に到達しないのです。
実は、達成されているすべてのことは、簡単に実現されているのです。
5. 目標を見据える
目標に向かって、苦しみ、もがき戦っていれば決して到達することができません。達成した人々は、やり方や方法を考えず、ゴールだけを見ていたのです。
多くの人々は、途中の過程である通路ばかり意識して、終点であることについては何も考えていないのです。人は考えたものになります。
不調和な状態にある人は、病気、貧困、不和をもたらします。
いつも良きこと美しきことを考えている人は、それらを実現させます。
まとめ
宇宙意識と交信できるできることが真の祈りである
その方法は、沈黙であり瞑想である
成功に強く執着すると緊張が高まりゴールに到達しなくなる
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