ステップ3 瞑想で心を静寂の状態にする

ステップ3 瞑想で心を静寂の状態にする

この記事の概要

瞑想で心を静寂の状態にすることで、どのような想念も起こらないようにします。煩悩がおとなしく服従するまで穏やかに無視するのです。潜在意識が、自分自身の意図に従うことを知っていれば、顕在意識から浮かんでくる様々な思考を無視することができます。

ブッダの瞑想法: ヴィパッサナー瞑想の理論と実践


1. 新たな真実を受け入れる

新たな真実を行け入れ古いものを捨て去ります。

限界は自分が決めてしまっているのです。

新たな自分を受け入れると決意します。

思考はどこから生まれるのでしょうか。

ある考えが心の中に浮かんでも、ほんの一瞬の間に全く別のものに変化することがあるように、様々な考えが私たちの中に流れ込んできます。

心は眠っている間も、思考を続けているのです。そのためには思考をの流れを止めることです。現実問題、思考の流れを遅くできても、何も考えないで一日中過ごすことは不可能なことです。不可能に近いことですが、方法もあります。


2. 視点を変える

何かを考えるときに、周囲に流されないように視点を変えてみるのです。それは、無限の可能性がある魂を持った自分には限界がないという視点を持つことです。

思考がどこから生まれたかを客観的に第三者の視点で見てみましょう。

あらゆるところから、どのような思考が生まれているのかを、観察してみましょう。今、気分が落ち込んでいる、気持ちが悪い、引きこもりたい、怖いなど消極的な感情が多く占めていてそれらが自分の姿を作り上げていることに気が付きます。

ここで、思考の流れについてよく観察してみます。この思いは流したままの方がいいだろう、この思いは、自分を苦しめているものだから、他へ移動しようと選択するのです。これまで、意識せずに流しっぱなしになっていた思考を、選ぶことができるようになるのです。


3. 良い思いを選択する習慣

無意識に流れていた思考を、変えられないという思い込みを、変化させるのが最初に踏み出す一歩なのです。どの考えに集中するかを決めて、その思考を流すのです。 流れてくる思考が心地よく、平安で、力強いと思えることを選択する習慣を作るのです。

思考の流れを変えたら、心の中に新しい自分がいることに気が付いてきます。今までの習慣から変化してくるのですから新しい自分とうまく付き合っていくとがこれから大事になります。それは、奇跡的な望みを叶えるために、新しい自分と共に歩んで行く必要があるからです。


4. 心のろ過装置

心のろ過装置が必要になります。

愛、慈愛、慈しみ、親切、希望、豊かな富、健康といった積極的なことを受け入れ、無関心、妬み、怒り、苦しみ、病気、劣等感、恨みといった消極的なことを拒否するのです。

外へ流れていった消極的な思考は排除され、残った積極的で偉大で綺麗な思考だけがあなたにとって真実なものとして認識されてくるようになるのです。

それから、それらを受け入れるのです。自分自身の思考をコントロールし高次元の自己(ハイヤーセルフ)とつながるように教えられています。しかしながら、実際はそう簡単にはいきません。

瞑想中に受けた感情や考え方考え方が、あまり望ましい性質のものでなくても、無理やり切り捨てる必要はありません。

始めのうちは、心のろ過装置は、そんなに簡単に作動しないのです。瞑想中に起こった高尚な想念と言っているのは、瞑想中における低級な想念と同様に心を乱すものです。

なぜなら瞑想の目的は、心を静寂の状態に置き、どの様な想念も起こらないようにするためなのですから。

最初は、無念無想になることは大変難しいことです。心をコントロールしようとすればするほど雑念妄想が沸き上がってきます。ある与えられた言葉や語句に心を強く集中するのは昔のやり方です。

わたしたちが昔のやり方を無視し、雑念が起こるままにしておくと心が疲れてしまいます。その結果として意志によって従順にコントロールされるようになるのです。瞑想中うまくいっているとかうまくいっていないとか思ったりしていると心の奔放な雑念による支配を許してしまうことになります。

心をコントロールするには、最善のことにも最悪のことにも動揺しないようにすることです。そうすれば煩悩から解放されるのです。


5. 様々な思考を無視する

煩悩がおとなしく服従するまで穏やかに無視するのです。

潜在意識が、自分自身の意図に従うことを知っていれば、顕在意識から浮かんでくる様々な思考を無視することができるのです。わたしたちが意識的に努力してもしばらくは、今までの古い考えや感情が出てくるかもしれません。

意識的に新しい(この場合理想的な自分が願うこと)思考をつくりあげると今までの古い思考は消滅していくのです。

知性の根源である神は、心の奥に潜む願いに応えてくれます。頭で欲しているものではなく、本心から願っているものを与えてくださるのです。祈りの中に分裂した思いがあると顕在意識と潜在意識は調和を乱してしまいます。

そのような意味で祈りが叶えられる内容も心の不調和に応じたものになるのです。瞑想するときには願いの深さに従って報いられます。


まとめ

無限の可能性がある魂を持った自分には限界がないという視点を持つ

流れてくる思考が心地よく、平安で、力強いと思えることを選択する習慣を作る

潜在意識が、自分自身の意図に従うことを知っていれば、顕在意識から浮かんでくる思考を無視する


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