この記事の概要
知恵の鍵を得る人は沈黙を守り悪について語りません。与えることによってさらに知恵と力が増し加わっていきます。知恵と力は創造の両輪です。言葉と思いが、大きな力を持っています。偉大な人ほど、柔和な態度で接し偉大さを示します。
1. 知恵と力
知恵と力は、創造力の両輪です。どちらかがなければ、片方は存在しないのです。
知恵と力とを得たら、与えることによって、さらに知恵と力が増し加わってきます。
自慢する者はうぬぼれるものであり、高慢な者です。決して賢者ではないのです。このような人はすべてものもを自分自身のの基準という物差しで測り、新しく学ぶことを拒んでいます。
悪について語ることは、創造力を削ぐことになります。悪について語るようなことがあるときは、沈黙を守らなければならないのです。悪について語ってしまうと悪に生命を与え、悪の現実を生じさせる創造力を、与えしまうことになるからです。
言葉と思いが、大きな力を持っています。このことは決して見逃してはいけないのです。
ここで語られるのは、道徳的なことではなく宇宙意識的、霊的なことです。宇宙の法則は決して破ることができません。その法則とは、内なる師のささやきに従うことです。
2. 物質的なものに満たされたなら
富は目的ではなく手段ですが、物質的なものに満たされていないようであれば、それらが満たされるよう努めてください。
満たされて必要と感じなくなったら、もっと高いレベルに導かれるでしょう。マスターは準備ができた時に現れます。それまでは、内なる師、すなわち良心に従っていればいいのです。
3. 沈黙
願いを叶えるために、人に話した方がいいという人と、黙っていたほうがいいという人がいます。ここでは、沈黙を選びます。
沈黙は進歩成長への大いなる鍵を持っているからです。沈黙で、心に鍵をかけるのです。
わたしたちは、喋ることによって力を放出してしまっているのです。沈黙は、力を蓄えています。計画段階であっても他言してはいけないのです。
すべての人には、潜在的に同じ力を持っています。
偉大な人ほど、自画自賛しません。柔和な態度で接することが、偉大さを示すのです。 実は自分自身の本性というのは、目の前の人に現れます。その人は自分自身の鏡なのです。嫌な奴だなと思うのは、自分自身の心の奥底の悪なのです。
愛で満たされていない状態です。他人の批判、うわさ話、悪口には、一切耳を貸さないことに努めることが、自己実現への鍵となります。
4. 人から出る波動
無知で愚かな人の知識と言葉は、無知な人々へ影響を与えています。
人から出る波動は、感受できます。言葉は不要になります。魂が発達してくれば、相手のオーラを見れば気持ちがわかるようになるのです。
言葉で話をするということは、ある種の物理的表現であり、それ以上は現象化されないのです。その理由で実行する人々は、計画を語らないようにしているからです。
電気は抵抗があるところで、光と熱のエネルギーとなります。魂は、肉体を通して、消極性を吸収し光に変換しています。魂がある程度、レベルを下げてから肉体に入ることができます。
神の領域にある魂は、あまりにも偉大過ぎて物質界の肉体に入ることができないのです。
まとめ
知恵と力は、創造力の両輪
満たされて必要と感じなくなったら、もっと高いレベルに導かれる
喋ることによって力を放出してしまっている
相手のオーラを見れば気持ちがわかる