ステップ21 望みの世界を創造する前に

この記事の概要


望みの世界を創造する前に自分の意識から所有意識をなくすと、物がわたしたちを所有しなくなります。この世の富や物に所有されなくなると、私たちは、束縛から解放されて自由になり、今まで持っていたものよりも、何十倍もの働きをしていることを悟るのです。

 

1. 物がわたしたちを所有しなくなる

今持っているすべてのもの、これから自分のところにやってくるものは有効に使うものであり、自分のものという所有意識、我欲から解放されることを悟るのです。

 

自分の意識から所有意識をなくすと、物がわたしたちを所有しなくなります。

 

聖書の中には金持ちの青年のたとえ話が出てきます。

 

青年がイエスのところに来て、弟子入りを願いに来ましたが、持ち物を全部貧しい者のために売り払うように言われました。

 

その青年は、たくさんの財産を持っていたので、それを聞いて悲しそうに帰って行ったのです。世俗の財産所有者が、弟子入りするのがとても難しい例として記載されています。

 

この話の真相は、裕福な青年が、財産を多く所有していたから弟子になれなかったのではなく、富がこの青年を所有していたのです。

 

自分の富をこの世における最も重要なものにしていました。

 

この青年が、この世の富に束縛されていなかったら「すべてのものを売り払って、貧しいものに与えなさい」とは言われなかったでしょう。

 

 

束縛からの解放

2. 束縛からの解放

そのような意味で、この世の富や物に所有されなくなると、私たちは、束縛から解放されて自由になり、今まで持っていたものよりも、何十倍もの働きをしていることを悟るのです。

 

物質的にも霊的にも成長を妨げているのは、物欲という束縛です。

 

物に所有されないということです。物質的なものだけではなく、思想、考え、思考にも当てはまります。思想、考え、思考が興味をそそり、とても強くわたしたちを捕らえてしまいます。

 

それが、所有される結果となっているのです。

 

これらの思想、考え、思考の向こう側に存在する大いなる真理に対して、全く気が付かなくなってしまいます。

 

3. 願望実現の前に意識から除くものがある

望みを創造する前に、意識から除かなければならないことがいくつかあります。

 

心の中から名誉欲、功名心を除く必要があります。名声というのは、物質界に属するものです。この欲は、内側ではなく外側へと志向させるものだからです。

 

歴史を遡れば、名声を求めた人々の名は廃れ、名声を求めなかった人々の名は残っているのです。心と思いから幻の覆いを剥がし、わたしたちを縛り付けている、すべての不安と束縛から解放するのです。

 

苦しみは、一時的な、はかない執着から起こります。

 

 

苦を取り去る方法は、一時的なものへの欲求から、実在する真実へ転換することによって実現します。

この方法には、自己を縛り付けている暗黒から光へ変換することに鍵があります。

 

道と到達点

4. 道と到達点

道と到達点は一つです。

 

到達点と道程を隔てているのは、分離意識なのです。分離意識を取り除き、一帯の意識を持てば、すぐに到達点に達するのです。

 

自分の意識を外側ばかり向けているので、内側が見えません。わたしたちが執着する理由は、永遠的に見るよりも一時的に見ているからです。自分の回りに心を奪われてしまい、自縛してしまっています。金銭欲、名誉欲は人生で永続するような方法で、盲目的に導いています。

 

マスターたちが、この世で何かが無くて、困っているということは決してありません。

 

望んだり必要だったりするあらゆるものは、意識し求めなくても彼らのもとにやってくるのです。マスターたちは宇宙意識と密接な状態にあるからです。

 

分離ではなく一体化の状態にあるのです。

 

まとめ

自分のものという所有意識から解放されること

この世の富や物に所有されなくなると束縛から解放されて自由になる

望みを創造する前に、意識から除かなければならないことがある

マスターたちがこの世で何かが無くても困っているということは決してない

 

本の紹介

 

2017年02月23日